小水力発電
 電気事業を取り巻く環境は、将来のエネルギーミックスのあり方や、小売全面自由化・送配電部門の法的分離等の電力システム改革により、大きく変動する可能性があります。また、現在においては、経済性等の観点から化石エネルギーがエネルギー供給の大半を占めていますが、将来における枯渇が危惧されているほか、二酸化炭素の排出による地球温暖化の原因にもなっています。一方、再生可能エネルギーは、自然環境の中で無限に繰り返し利用することが可能であるとともに、クリーンなエネルギーであることから、エネルギーや環境問題の解決に大きく貢献するものです。
 このような環境を踏まえ、西技工業では、経営の多角化や再生可能エネルギーの積極的な導入を推進を目的とし、天候の影響が少ない再生可能エネルギーである小水力発電の地点選定・調査・設計から施工まで一貫した発電所の建設を自社で取り組んでいます。
 龍門滝地点(鹿児島県姶良市)は平成27年6月24日に営業運転を開始し、中木庭ダム地点(佐賀県鹿島市)も平成28年4月より運転開始しております。また、大分県稲葉ダムの小水力発電事業候補者に平成29年1月31日に選定され、平成33年運開を目指しています。今後も引き続き次期地点候補地の情報収集を行い、積極的な開発を目指しています。
龍門滝発電所

龍門滝発電所

(開発経緯)
旧春日寺発電所(昭和初期に稼動)地点で、龍門滝などを形成する独特の大地でできた落差や既設農業用水路を有効活用する発電所であります。
 
■龍門の滝■
網掛川に位置し高さ46m、幅43mの雄大な滝で「日本の滝百選」にも選ばれています。
龍門滝発電所諸元
最大出力 154kW
最大使用水量 0.4m³/s
有効落差 50.3m
年間発生電力量 1,100MWh/年
CO2削減効果 約660t-CO2/年
営業運転開始 平成27年6月24日
中木庭発電所

中木庭発電所

(開発経緯)
 佐賀県が既設県営ダムの未利用エネルギーを利用する小水力発電事業者を募集(H25.7)し、西技工業・九州電力・九電工 連合体で応募して事業者の特定(H25.11)を受けました。
中木庭発電所諸元
最大出力 196kW
最大使用水量 0.55m³/s
有効落差 48.3m
年間発生電力量 1,250MWh/年
CO2削減効果 約750t-CO2/年
営業運転開始 平成28年4月1日
稲葉ダム地点(予定)

稲葉ダム発電所計画図(案)

【 稲葉ダム小水力発電事業の概要 】
連合体名 西技工業・九州電力・九電みらいエナジー・九電工連合体
事業場所 県営稲葉ダム直下
(大分県竹田市大字刈小野)
事業内容 ダムの放流水を使用する小水力発電所を設置・運営する発電事業
最大出力 420kW程度
年間発電電力量 256万kWh程度
工程 平成31年度着工~
平成33年度運転開始予定

【 連合体構成員と役割分担 】
西技工業 発電事業者、設計・施工・運用、(代表構成員)
ダム水路主任技術者選出等
九州電力 全体計画の調整・推進、
技術的支援等
九電みらい
エナジー
水車発電機設備の設計等
九電工 電気関係工事の実施、
電気主任技術者選出等
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